
障害のある二児の母🌿普通の専業主婦がパパの1年間の育休を機会に「これからどう生きたい?」を夫婦で深く考えるようになり、個人事業主になりました。
このブログでは、ママ目線での障害児と暮らす家族の変化、本当に大切にしたい価値観などを発信しています。
はじめに:夫の「育休1年取るよ」で涙があふれた理由
第3子を授かり、40代に入っていた私は医師から「子宮破裂のリスクがある」と告げられ、出産までの約3カ月を入院することに…。
全介助が必要な7歳の息子と、人工呼吸器が欠かせない6歳の娘の育児をしながら、入院生活と出産を迎える不安でいっぱいでした。
そんな時、夫がこう言ってくれたのです。

育休、1年取るよ。
ママの体のことが一番、大切だから。



やっと、一人で背負わなくてもいいんだ・・・
そう思えて、張り詰めていた心が、ふっと緩み、ほっとしたのです。
自分の存在をそんな風に思ってくれて、すごく嬉しかったのを覚えています。
これは、正直とても大きな決断だったと思います。
日常に潜む緊張と責任の毎日
7歳の息子と6歳の娘、それぞれの特別なケア
息子は重度の知的障害で、言葉では思いを伝えられません。
小さな泣き声や表情の変化を敏感に感じ取り、寄り添う毎日です。
娘は早産で622gという小さな体で生まれ、肺が弱く、夜は人工呼吸器を装着。
寝相でホースが外れたりマスクが緩むたび、夜中でも何度も調整しています。
ちょっとした風邪でもすぐに重症化し、集中治療室に入院することも…。
日常的に感染症への細心の注意を払う生活です。
でも…うれしさ半分、戸惑い半分の本音
「毎日一緒って大丈夫?」小さな不安も
もちろん夫の決断はうれしかった。
でも正直、



毎日一緒にいて大丈夫かな・・・❓
私の“ひとり時間”がなくなるのはちょっとしんどいかも・・・
という気持ちもありました💦
普段、夫は夜勤もあり、家にいない日もあります。 それが、私にとっては大切な“ひとりの時間”や“息抜き”でもあったんです。
なので、モヤモヤと少し複雑な想いもありました。
本当の気持ちに耳を澄ませてみたら…
不安を感じた私は、自分に問いかけました。



私が本当に大切にしたいものって何だろう・・・??
・・・浮かんできたのは、子供たちの無邪気な笑顔。
私が一番望んでいたのは、安心して笑い合える家族の時間でした。
夫の決断がなければ、きっと私は…
もし夫が育休を取らず、これまで通りの生活を続けていたら――
出産後すぐに、帝王切開の傷の痛みを抱えながら、
娘の医療的ケア、息子の全介助、そして新たに生まれる赤ちゃんの育児…。



考えるだけで胸が苦しくなる・・・。
子どもたちにイライラしてしまう自分も想像できました。
出産後、帝王切開の傷が癒えないうちから日常は待ってくれません。
きっと心の余裕を失い、子供たちに優しくできなくなっていたかもしれません。
「うまくいく方法」に意識を向けると決めた
不安よりも、どうしたら家族がうまくやっていけるかを考える。
夫と話し合って決めたこと:
- 小さなことでも「ありがとう」を伝える
- 気分が上がる未来の話をする
- 気まずくなったら正直に気持ちを話す
夫婦で長く一緒にいることは、負担じゃなくて「絆を深めるチャンス」だと感じられるようになりました。
育休は“お手伝い”じゃない。家族の未来のための時間
家族の未来への“投資”
夫の育休はただの「お手伝い時間」じゃない。
- 子どもたちと絆を深める時間
- 家族全体の心と体を守るための未来への投資
の時間になります!✨
きっとこの1年は、
私たち家族にとって一生忘れられない時間になると思います🌈
スヌーピーの言葉が教えてくれたこと
我が家の壁に貼ってある、スヌーピーの日めくりカレンダーに、こんな言葉があります。


「一度もリスクをおかさないでいると後悔するわよ・・・」
育児休暇をとることは収入が大きく減って、リスクを伴うことです。
とても勇気がいるけど、リスクを取ることで生まれる“新しい力”もきっとあると信じています。
最後に…育児休暇を取ることに迷うあなたへ
育休や長期休暇を取ることに、迷いや不安がある人も多いと思います。
でも、
🌷「本当に心からしたい生き方」を選んでもいい
家族で支え合うからこそ、きっと乗り越えられる🌸
家族はチームであり、深い絆でつながる仲間です✨
不安や戸惑いがあっても、「どうしたらうまくいく?」と問いかけてみてくださいね。
家族はチームだから✨
あなたの決断が、家族の未来をもっとあたたかいものにしますように…。
✨ 読んでくださってありがとうございました! 😊🌈
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