
会社員として20年働きながら、思い切って1年の育児休業を取得。「お金・働き方・人生をどう選ぶか」を考え、本気で未来を変えていくと決めました。
このブログでは、男性育休のリアル、障害児育児、夢を追いかける過程・家族との毎日の気づきを発信しています
- 著者の投資経験
- 投資歴:2015年〜継続中(インデックス投資中心)
- 家計管理・節約実績:育休取得中も赤字なし
- 保有資産:4000万円以上(2025年時点)
- 実体験ベースで情報発信しています
※本記事は筆者の実体験に基づくものであり、特定の投資商品や証券会社を推奨・保証するものではありません。投資はご自身の判断でお願いいたします。
実際の資産額を公開!片働きでも育休を取れた家計の中身

育休をどれだけ取ろうか検討する時、長く取るのをためらうのはやっぱりお金の心配だよね?



安心して育休を取るためには、お金をしっかり増やす仕組みを作っておくことが大切だよ。わが家の資産配分を見てみよう。





こんなに投資してたんだ。年金もiDecoで投資信託で運用しているから、
93.8%が投資信託だね。



そうだね、資産をインデックス投資中心に置いていた僕が、どのように投資を始め、増やしてこれたか体験談をお話しするよ。
【体験談】インデックス投資を始めたきっかけ
投資を始めたのは「保険への違和感」から
30代に入り、ソニー生命の営業マンに勧められて変額保険を契約した僕。
変額保険は生命保険と投資が一緒になったような商品です。
生命保険会社のお姉さんが、商品説明の中で「投資の重要性」、「ドルコスト平均法」などの投資の基本を教えてくれました。
でもよく調べると、
- 保険会社に高い手数料を払っていること
- 途中で解約するとほとんどお金が戻らないこと
に気づいてしまった。



これなら自分で投資した方がいいんじゃ・・・?!
僕は保険をすぐにクーリングオフしました。
でも、保険のお姉さんが、話してくれた投資の必要性は、妙に頭に残っていました。
「投資」という世界に、惹かれ始めていたんです。
月10万円の積立投資を決断した理由
2015年、半信半疑でドキドキしながら、勇気を出してセゾン投信に口座を開設。
証券会社に勤める友人にも相談し、良いと聞いたセゾングローバルバランスファンドに口座を開設、月10万円を積み立て始めました。


当時は、「長期分散投資」が根付いておらず、低コストのインデックスファンドはほとんど無かった時代。
そんな中で、セゾンは積立で長期投資を丁寧に発信している姿勢の会社でした。
暴落に強く安心の「株式50%、債券50%」。



積立してたの忘れてたけど、久しぶりに口座を見たらちょっと増えてる!
少しずつだけど資産が増えていくことにワクワクして、自然と投資にハマっていきました。
長期投資を10年続けたリアルな結果


もし今、「投資をやってみようかな…」と思ったなら、
結婚、そして「家を買わない」という選択
2017年、結婚。妻は子供も妊娠しました。
周囲は住宅ローンを組んでマイホームを持つ人も多かったけど、僕はあえて賃貸を選びました。
理由はただ一つ:
将来必要になるかもしれないお金を投資で増やしたかったから。
家を持つことよりも、「お金を動かせる自由さ」を大事にしたかったんです。
楽天証券とeMAXIS Slimに出会う
2017年、業界最低水準の手数料を目指すeMAXIS Slimシリーズが発売。





信託報酬安すぎ!
セゾンより絶対こっちの方がいいな・・・
この商品の登場で、日本の投資信託の低コスト化に革命が起き始めたように感じます。
投資に慣れてきて、株式100%の商品で積極的に資産を増やしたいと思うようになっていました。
ここで、楽天証券にNISA口座を移行。
新たに積み立てる分はeMAXIS Slim S&P500とオールカントリーにしました。


- 楽天カード決済でポイントも貯まる
- 画面も使いやすく、続けやすい
投資を習慣にするハードルがぐんと下がりました。
妻にも投資を勧めNISA口座を開設、妻の非課税枠も有効活用し家族で豊かになることを目指しました。
暴落時はチャンスと捉える
2020年のコロナショック。
コロナ禍では、ニュースで「この世の終わり」と言われ、資産は大きく減りました。
むしろ、暴落はチャンスと感じて、さらに息子、娘のジュニアNISA口座を開設。
なぜなら、すぐに使うお金じゃないと決めていたから。
1年分くらいの生活費は生活防衛資金として貯金で残し、その他はほとんど投資に回しました。
そして数年経った今、コロナ禍からS &P500は2倍程度まで上昇。
あのとき「やめないでよかった」と心から思っています。
口座を増やし、資産偏重に備える
2022年には、楽天証券、セゾン投信は継続したままSBI証券を開設。理由は、
- 資産の偏重やシステム障害などリスク対策
- 低コストの「SBI・Vシリーズ」などSBIでしか買えない商品の魅力
投資を長く続けるほど、「分散の安心感」を求めるようになりました。
育休中にリスクを取る勇気をくれたのも、投資だった
そして、妻が妊娠したことをきっかけに僕は1年間の育児休業を取る決断をしました。
収入は減る。でも不思議と大きな不安はありませんでした。
理由は、これまで積み上げてきた投資資産。
だからこそ、安心してリスクを取ることができたんです。
自分にとって、投資は「大きく儲けるため」ではなく、
「人生で本当にやりたいことを選ぶ勇気をくれる仕組み」だったんだと実感しました。
3社の特徴を比較(初心者向けまとめ)
以上に挙げてきたとおり、セゾン投信、楽天証券、SBI証券と3社を使ってきました。
その経験の中で、それぞれの比較を掲載しておきたいと思います。
楽天証券 | SBI証券 | セゾン投信 | |
---|---|---|---|
商品数 | とても多い | とても多い | ほぼ2本 |
クレカ積立 | 楽天カードで1% | 三井住友カードで0.5〜1% | なし |
初心者向け | ○ | △ | ◎ |
ポイント投資 | 楽天ポイント | Vポイント | なし |
オススメ度 | ◎ | ◎ | X |
結局どれが良かった?
- ✅ 楽天証券→楽天経済圏ユーザー 、楽天銀行をお使いの方
- ✅ SBI証券→Vポイント経済圏、 PayPay経済圏、住信SBIネット銀行をお使いの方
- ❌ セゾン投信→今では低コスト競争についてこれなくっている感も。
基本的には、低コスト商品が購入できるネット証券、楽天証券かSBI証券が良かったです!



3つも証券会社を持っていたら管理が大変じゃない??



2025年には、証券口座の乗っ取りが問題になった。
資産分散として複数の証券口座を持つのがお勧めだよ。
投資は「卵は一つのカゴに盛らない」というのが鉄則と言われています。
僕自身は現在は、楽天証券をメイン口座、SBI証券・セゾン投信を「分散のためのサブ口座」とする形で、いずれも運用を続けています。
証券会社は低コストな商品が購入できるネット証券がオススメ



eMAXIS Slimが買える証券会社ってどこなの?



ネット証券会社中心に販売されてるよ。
取引はネットだけで、窓口販売は行われてないんだ。



じゃあネット証券が良いなぁ。
項目 | 楽天証券 | SBI証券 | 松井証券 | DMM株 | マネックス証券 | 三菱UFJ eスマート証券 |
---|---|---|---|---|---|---|
特徴 | 楽天経済圏に強い ポイント投資◎ |
口座数No.1 商品ラインナップ豊富 |
少額投資にやさしい 50万円以下手数料0円 |
国内株ほぼ無料 シンプル設計 |
米国株に強い 分析ツール充実 |
超初心者向け MUFGグループ |
投資信託本数 | 約2,600本以上 | 約2,700本以上 | 約1,700本以上 | 約1,300本以上 | 約1,200本以上 | 約200本 |
積立投資 | 月100円〜 楽天キャッシュ対応 |
月100円〜 三井住友カード連携 |
月100円〜 | 月100円〜 | 月100円〜 マネックスカード対応 |
月100円〜 |
ポイント還元 | 楽天ポイント最大1% | Vポイント最大1% | 松井ポイント+特典 | DMM株ポイント(0.2〜1%) | マネックスポイント最大1% | MUFGポイント(0.1〜0.3%) |
米国株対応 | ◯ | ◎ IPO・ETFにも強い | △(銘柄少なめ) | ◯(ETF中心) | ◎ 米国株に強い | △ 限定的 |
スマホアプリ | iSPEED | SBI証券アプリ | 株touch | DMM株アプリ | マネックス証券アプリ | eスマート証券アプリ |
手数料 | クレカ積立で実質割引 | 業界最安水準 | 少額取引は手数料無料 | 実質無料(ゼロ) | やや高めだが明瞭 | 注文方法に制限あり |



メジャーなネット証券各社から、いくつか作っておくと安心だね
【まとめ】「育休×収入不安」の壁を越え、自分の未来を選ぶ勇気を手に入れよう!
投資を10年続けてきて思うのは、短期的な備えとなる貯金と長期的な備えとなる投資のバランス。
お金そのものよりも、「自分と家族の未来を選ぶ勇気」が手に入ったことが一番大きいということ。
育児休業は、6ヶ月を超えると給付金が普段の報酬額が67%から50%まで下がります。
投資をしていなかったら、1年もの育児休業に踏み切れなかったと思います。
それが未来を変えるはじめの一歩かもしれません😊
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