
会社員として20年働きながら、思い切って1年の育児休業を取得。「お金・働き方・人生をどう選ぶか」を考え、本気で未来を変えていくと決めました。
このブログでは、男性育休を通じて、副業で夢を追いかける過程・投資で不安を減らす工夫・家族との毎日の気づきを発信しています
【体験談】インデックス投資を始めたきっかけ
投資を始めたのは「保険への違和感」から
30代に入り、ソニー生命の営業マンに勧められて変額保険を契約した僕。
変額保険は生命保険と投資が一緒になったような商品です。
生命保険会社の方が、商品説明の中で「投資の重要性」、「ドルコスト平均法」などの投資の基本を教えてくれました。
でもよく調べると、
- 保険会社に高い手数料を払っていること
- 途中で解約するとほとんどお金が戻らないこと
に気づいてしまった。

しまった!
NISA制度もあるし、これなら自分で投資した方がいいんじゃ・・・?!
そう思ってクーリングオフしました。
でも、保険商品の説明をきっかけに、「投資」という世界に強く惹かれていったんです。
月10万円の積立投資を決断した理由



投資を始めて本当に大丈夫かな・・・
念のため、野村証券に勤める友達に聞いてみよ。
友人の答えは「いいと思うよ。NISA制度もあるしな。」とのこと。
2015年、半信半疑でドキドキしながら、勇気を出してセゾン投信に口座を開設。
僕は良いと聞いたセゾングローバルバランスファンドに口座を開設、月10万円を積み立て始めました。


当時は、「長期分散投資」が根付いておらず、低コストのインデックスファンドはほとんど無かった時代。
そんな中で、セゾンは積立で長期投資を丁寧に発信している姿勢の会社でした。
暴落に強く安心の「株式50%、債券50%」。



積立してたの忘れてたけど、久しぶりに口座を見たらちょっと増えてる!
少しずつだけど資産が増えていくことにワクワクして、自然と投資にハマっていきました。
長期投資を10年続けたリアルな結果


結婚、そして「家を買わない」という選択
2017年、結婚。妻は子供も妊娠しました。
周囲は住宅ローンを組んでマイホームを持つ人も多かったけど、僕はあえて賃貸を選びました。
理由はただ一つ:
将来必要になるかもしれないお金を投資で増やしたかったから。
家を持つことよりも、「お金を動かせる自由さ」を大事にしたかったんです。
楽天証券とeMAXIS Slimに出会う
2017年、業界最低水準の手数料を目指すeMAXIS Slimシリーズが発売。





信託報酬安すぎ!
セゾンより絶対こっちの方がいいじゃん・・・
この商品の登場で、日本の投資信託の低コスト化に革命が起き始めました。
投資に慣れてきて、株式100%の商品で積極的に資産を増やしたいと思うようになっていました。
ここで、楽天証券にNISA口座を移行。
新たに積み立てる分はeMAXIS Slim S&P500とオールカントリーにしました。
現在も、投資を始める方には圧倒的にeMAXIS Slimシリーズをお勧めします。


- 楽天カード決済でポイントも貯まる
- 画面も使いやすく、続けやすい
投資を習慣にするハードルがぐんと下がりました。
妻にも投資を勧めNISA口座を開設、妻の非課税枠も有効活用し家族で豊かになることを目指しました。
コロナショックでの暴落
2020年のコロナショック。
コロナ禍では、ニュースで「この世の終わり」と言われ、資産は大きく減りました。
でも僕は売らなかった。
なぜなら、すぐに使うお金じゃないと決めていたから。
むしろ、暴落はチャンスと感じて、さらに息子、娘のジュニアNISA口座を開設。
非課税枠をフル活用し、貯金の多くはほとんど投資に回しました。
そして数年経った今、コロナ禍からS &P500は2倍程度まで上昇。
あのとき「やめないでよかった」と心から思っています。
分散投資のためにSBI証券も開設
2022年には、SBI証券を開設。
- 低コストの「SBI・Vシリーズ」などSBIでしか買えない商品の魅力
- 資産の偏重やシステム障害などリスク対策
投資を長く続けるほど、「分散の安心感」を求めるようになりました。
育休中にリスクを取る勇気をくれたのも、投資だった
そして、妻が妊娠したことをきっかけに僕は1年間の育児休業を取る決断をしました。
収入は減る。
でも不思議と大きな不安はなかった。
理由は、これまで積み上げてきた投資資産。
家族で運用している投資信託の金額は、数千万円まで膨らんでいました。
- いざというときに取り崩せるお金がある
- 長期的に増えていく仕組みがある
だからこそ、安心してリスクを取ることができたんです。
自分にとって、投資は「大きく儲けるため」ではなく、
「人生で本当にやりたいことを選ぶ勇気をくれる仕組み」だったんだと実感しました。
3社の特徴を比較(初心者向けまとめ)
以上に挙げてきたとおり、セゾン投信、楽天証券、SBI証券と3社を使ってきました。
その経験の中で、それぞれの比較を掲載しておきたいと思います。
楽天証券 | SBI証券 | セゾン投信 | |
---|---|---|---|
商品数 | とても多い | とても多い | ほぼ2本 |
クレカ積立 | 楽天カードで1% | 三井住友カードで0.5〜1% | なし |
初心者向け | ○ | △ | ◎ |
ポイント投資 | 楽天ポイント | Vポイント | なし |
オススメ度 | ◎ | ◎ | X |
結局どれを選べばいいの?
- ✅ 楽天証券→楽天経済圏ユーザー 、楽天銀行をお使いの方
- ✅ SBI証券→Vポイント経済圏、 PayPay経済圏、住信SBIネット銀行をお使いの方
- ❌ セゾン投信→今では高コスト!オススメしない。
基本的には、多くの投資商品を選ぶことができ、インデックス投資の最適解である圧倒的な低コスト、eMaxis Slimシリーズが購入できる楽天証券かSBI証券がおすすめです!
すでに始めている方も、資産分散として複数の証券口座を持つのがお勧めです。
2025年には、証券口座の乗っ取りが問題になりました。
投資は「卵は一つのカゴに盛らない」というのが鉄則。
僕自身は現在は、楽天証券をメイン口座、SBI証券・セゾン投信を「分散のためのサブ口座」とする形で、いずれも運用を続けています。
オススメの証券会社
最初の一歩は怖いけれど、
口座を作ってみるだけでも世界は変わります。
オススメなのは取引手数料の安いネット証券です!
(※全て口座開設・維持費無料)
最後に
投資を10年続けてきて思うのは、
お金そのものよりも、「自分と家族の未来を選ぶ勇気」が手に入ったことが一番大きいということ。
育児休業は、6ヶ月を超えると給付金が普段の報酬額が67%から50%まで下がります。
投資をしていなかったら、1年もの育児休業に踏み切れなかったと思います。
もし今、「投資をやってみようかな…」と思ったなら、
それが未来を変えるはじめの一歩かもしれません😊
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